便秘の症状

便秘によって引き起こされる症状
お腹の症状：
便秘になると、お腹に便が溜まっていることやガスの発生、貯留により、お腹が張ってしまいます。それだけではなく、腹痛、食欲不振、吐き気なども起こりやすくなります。便秘になると、腸内環境が悪化するので、おならがたくさん出る、便の臭いがきつい、口臭がするといった症状も出てしまうのです。
肌の症状：
腸内に便が溜まると老廃物が次第に醗酵してきます。さらにそこから毒素が発生しそれが肌に影響を与え、肌荒れ、吹き出物・シミ・ニキビとなります。また、新陳代謝の低下にも繋がるため、肌のターンオーバーがうまく機能せず、血行が悪くなり肌にハリとツヤがなくなります。
体の症状：
腸内に発生した毒素は、自律神経の乱れを及ぼし頭痛・肩こり・めまいが起きやすくなります。便秘のため腹部が便によって圧迫されるようになると、腰や背中が張ったり、胃もたれのような不快感があり、その周辺に痛みを生じることもあります。
便秘をしていると、胆汁として分泌されたコレステロールを大腸が吸収してしまい、体内のコレステロールが多くなってしまいます。結果的に血液中に溶けたコレステロールが血管内に蓄積されて動脈硬化の原因になります。
便秘の方が乳房に癌が転じやすい異常細胞を有する確立が高いという調査結果が出ています。
内痔核、裂肛などの肛門病変になりやすいです｡
便秘は私達のお肌と体にいろいろ悪い影響があるだけではなく、精神的にも悪い影響を与えています。
精神症状：
心の元気と腸の健康には深い関係があります。便秘が続くと精神的に不安定になりやすく、イライラして頭痛が起きたり、自律神経の乱れから不眠になったり、さまざまな不快な症状を引き起こします。その上、おなかが張っていたり、ゲップや胃もたれなどの不快感から、さらにイライラしたり「出ない！」というストレスからさらに不眠が深刻になり、便秘の症状が加速するという悪循環が生まれます。